20230312 bayじゃないか
「さぁちょっと僕としては久しぶりのbayじゃないか。bayじゃないかはまだかまだかと思いながら過ごしておりました。といいますのも、主演舞台を僕やっておりまして、この前まで、無事終了したんですけど、1月7日から2月13日まで東京大阪でやってたんですけど、それも無事終了しましてbayじゃないかに帰ってくることができました。ありがとうございます!
さぁミュージカル終わってから少し時間たちましたけど、特にやったことといえば、お肌のメンテナンス、髪の毛のメンテナンス、車検?あとは電子レンジの修理!いろいろやっておりましたけどね。とくに遊びに行ったりとかは、ツアーリハも始まっちゃっててなかなか遊びに行く時間はないんですけど、体はゆっくりできてます」
「さぁ冒頭でもお話させていただきました。僕、小瀧望初となるミュージカル主演、ザ・ビューティフル・ゲーム。無事幕を下ろしました。ありがとうございます。全38回公演、僕たちもね今日が最後かもしれないという日を生き抜いて、最後38回終わったとき、大阪で大千秋楽迎えた時、ほんっと達成感に満ち溢れて、泣きそうになりましたね。
東京26回、大阪12回?東京は何といっても日生劇場。僕たちがデビュー発表した場所。で、6年ぶりぐらいに立ったのかな。改めて日生劇場の舞台に立つ重みというか、ありがたさを感じながらエモかったですよー!楽屋とか!わーメンバーと俺ここの楽屋やったなーとか。今度はミュージカル初主演っていう立場で行くっていうのもなんかエモかったし。
大阪は梅田芸術劇場でやらしていただいたんですけど。大阪も十何年ぶりとかに立ったから。中学校以来。日精も18以来やったから。僕いま26なんですけど。だからほんまいろんなことエモいなぁと思いながらやらせていただいて。
本当に緊張も不安もあったんですけど。僕毎回、人に恵まれるんで。信頼できるキャストスタッフに囲まれながら、助けられながら、支えられながら。無事頑張ることができましたし。何よりも応援してくださるみなさま。ファンのみなさまの存在があって、まぁぎりぎりでしたけど、心身ともに。でも本当にいい経験になりましたし。全公演スタンディングオベーションいただいて、こんなに役者冥利に尽きることはないと思っております。
またなんかね。ミュージカル挑戦したいなと思うし、ミュージカルって難しいって毎日思ってました。毎日歌のダメ出しが5、6個あるし。もう大変でしたね。お芝居のダメ出しよりも歌のダメ出しが多かったんで。お芝居のダメ出しが2、3個?歌のダメ出しが5、6個?毎回10個いかないぐらいのダメ出しと戦ってましたね。
うん、でもなんかね、ほんまにいい経験になったし、濵ちゃんにいわれて嬉しかったのが「望、気づいてないかもしれんけどめっちゃ歌うまなってるで」って。全然わからないんで、自分じゃ。でもなんかうれしかったすね。
全キャスト29人、みんなで乗り越えて。毎公演みんなで円陣組んで、やってましたね。
なんかほんまに学生時代をおもいだすような。群像劇もありつつ、ラブストーリーもありつつ、まぁ戦争の話もある。ばかばかしいシーンもたくさんあるんですけど。基本的にテーマが重たいミュージカルだったので、でもなんかそんな青春あふれる感じでしたね。遅れてきた青春時代がいま楽しめてる。稽古場からほんまに楽しかったし。
まぁコロナ禍なんで。必要以上にそんなコミュニケーションはとれないんですけど、でもそんなかでも、ある程度の距離は保ちながらみんなですり合わせていって。楽しかったなぁ。
だからいまようやく、ミュージカルが終わって10日ぐらいが経ったんですよ、いま。収録時点は。ようやくいまロスがきてますね。終わった直後って終わった感がそんななくて、明日もまたあるんじゃないか。今日は休演日で。頭にずっとアンドリュー・ロイド・ウェイバーの作った曲が残ってるし。
あれ曲残るんですよね。聞いてる分には心地いんですけど、あの方の作った曲ってばり難しいんですよ。いい曲多いんですよね。いい曲多いし、聞いてて心地いいし、ずっと頭に残るんですけど、歌うとなるとめちゃむずいんですよ!
今回共演したね、メインキャストのみんなは若い世代のミュージカルを担ってる人たちと共演したんですけど、その人たちが「いや難しいよ、のんちゃん、これ」って言ってたんで、難しいっす!
でもね、本当助けられた。みんながね、男女問わず、みんなが支えてくれて。歌い方とか「こういう風にしたら歌いやすいかもよ」とかアドバイスもいっぱいしてくれて。ミュージカル歴でいうと俺が一番下やから、座長という立場でも。だから本当にいい経験になったなという感じです。
じゃあミュージカルに関するお便り読んでいきたいと思います。
--好きな曲、難しかった曲の話
好きじゃないいいよね!好きじゃない、好きじゃなーいってやつね。あ、でも俺も結構神の国好きやなぁ。メロディが好きなんですよね。戦いのとき神の国~。でも好きな曲はFirst timeかな〜。あの、ベッドの中で歌うシーンがあるんですけどそれは綺麗な曲で、メロディが本当素晴らしくて、急にあがったりするからすごい歌うの難しいんですけど。あ、音階がね、急に上がったりするから難しいんですけど、きれいな曲で。
一番最初に練習した曲でもあるんで。あのClean the kitっていう僕がロッカールームで一人で歌う曲があるんですけど、それとFirst timeは最初の課題曲だったので、特に練習したし、半年間歌ってた。あの8月頭ぐらいからボイトレが始まったんで、半年歌ったんで、思い入れありますよね。好きな曲です。
難しかったのはJhon in Prizonっていう僕が二幕で投獄されて、投獄されてすぐに一人で歌うとこがあるんですよ。檻がばーって下がってきて僕が前にいってサッカーボールを持ちながら歌い上げるシーンがあるんですけど、あれがほんまに難しくて!音程が。愛する人のため生きる~みたいな。音程がめちゃくちゃ難しくて音数も少ないのよ。だからほんまに本番始まってからも苦戦してました。
ライブね、次ライブ。僕も全然、ミュージカル見に来てくれたファンのみなさんとか友達とかに全然歌い方違う!って言ってたんで、僕あんまわかってない、わかってないですけど。
セリフのように歌う?っていうのがほんま難しくて、最ずっと初ミュージカルのプロデューサーとかに「まだ歌が歌だね」って、え、どういうことですか?歌うたってるんですけどって思いながら。だからセリフに音程がついてるっていう解釈やから。セリフをしゃべってる時のこの音色で歌うとかのどの開き具合で歌うっていうのが難しくてね。苦戦しました。
でもまぁライブはね、また全然違う歌い方になっていると思うので楽しみにしてくれたらと思います。
--松岡さんがラジオで言ってた感想の話。
俺ね、マネージャーさんからラジオで松岡さんがおっしゃっていたみたいですよっていうのを聞いて、聞きました!うれしかった!
見に来てくださるとは思ってなかったから!正月にお食事会でお会いして、横山くんもいたんですけど、横山くんが「小瀧、もうすぐやろぉ」っていってもらって、まさぁその先輩が自分の仕事を知ってるなんで思ってないから。ああ、そうなんですよっていって、「すごいなぁ一人で日生の主演やろ?」いやいや、ありがとうございますって。なんかそこから見にきてくださいよっていう話になったんですよね。まぁ松岡くん見に来てくださいって「やだよ!忙しいんだよ」って、横山くんが「いやいや1月なんてみんな忙しいですから」って横山くんがアシストしてくれて。「松岡くん、見に行ってあげてくださいよ!」「え?面白いのかよ?」って言われて俺が「面白いっす!」って、自信をもって面白いです!って言って。「えーじゃあ、いつだよ」って話になって。優しい!まじで優しい!
「いつだよぉその日だったらいけるかもしれないかなぁ」って本当に後日来てくださって。
このラジオ聞いてね、本当に感動した!まさか松岡くんにほめていただける人生があるなんて。わかんないもんすよね、人生何があるか。僕は本当ずっと松岡くん夜王で見てましたから。
本当素晴らしい先輩ですよね!役者として今後の材料になるものがたくさんあったっていっていただけるなんて、感動です僕としても。……本当感無量、胸いっぱい。
特にね、啓介、東くん、ジョンとトーマスの最後のバーのシーン。僕も本当やりながらつらかったし、切なかったですけど。あのシーンね、ほめていただいて本当にうれしいですね。
あのシーンもねぇ、日に日にね、ところどころトーマス、啓介がお芝居を変えてきたりするんで、常に新鮮な気持ちで。素晴らしかったよね、あのエネルギー、トーマスの。戦争に侵されていく、飲み込まれていくトーマス、進まざるをえなかった、えらばざるをえなかったような人生、選択の繰り返しで、結果後悔してしまって殺されるみたいな。切ないよねぇ。
えーじゃぁ曲ですか。じゃああれにしようかな。ミュージカル、がむしゃらで綺麗なフォームでは挑んでいなかった。ジャニーズWESTでむちゃくちゃなフォーム。
ジャニーズWESTの小瀧望がお送りしてきたbayじゃないか、エンディングでございます。
あー足りひんな!これ一時間近くしゃべっても……。まだまだ、まだまだ話したいこといっぱいあったもん!あははは!」
#ザ・ビューティフル・ゲーム